大分県豊後高田市【熊野磨崖仏】(訪問2) 鬼が造ったと伝えられる道の先

鬼が一夜にして造ったとされる道

新型コロナウイルスの影響で、外出を躊躇する人も多いですよね。

私自身、別府市在住です。

本記事は、「大分県内なら」と車で出かけた【熊野磨崖仏】のシリーズ2回目になります。

前回の最後で写真に写っていた道を、いきなり出させていただきました。

こちらの道は、「かつて鬼が一夜にして造った」と言われています。

見るからに険しい道ですが、私は無事に先に進めたのでしょうか。



本記事は前回の続きになります。

実際に【熊野磨崖仏】を訪問している気分で、本記事も読んでいただけたら幸いです。

●【熊野磨崖仏】地図

【熊野磨崖仏】受付の杖が役立つ険しい道

どういう意味なのでしょうか。

近くにこんな石碑がありました。

書いている文字はわかりますが、一体どういう意味なのでしょうか。

あまりに険しすぎて、思わず周辺を見て現実逃避したのね。


鳥居の向こうの道に圧倒されていた私は、この文字が【熊野磨崖仏】を参拝するためのアドバイスであることすら気づきませんでした。

改めてみると険しいですね。

神社の鳥居があり、その先には石でできた険しい道が続いていました。

石というより岩に近いかもしれませんね。

いずれにせよ、かなり険しい道でした。

受付で借りた杖が本領を発揮します。

こういうのは神社でよく見かけますね。

この写真は、鳥居の手前付近にあったものを撮影しました。

皆様の力で【熊野磨崖仏】を維持しているのですね。

ありがとうございます。

うだうだ現実逃避してないで、はよ登れ!
でも…………足元に気を付けてね。

意外とツンデレなHさんです(笑)

少し登って撮影

手すりに杖があるので、険しいように見えましたが実際に歩いてみると。

やはり険しかったです。

でしょうね。

しかし、もくもくと登るだけでは体験記事になりません。

足場を気にしながら石段を撮影します。

こんな感じの石段です。

遠目から見ると石の多い道のようですが、実際に歩いてみるとかすかですが段差があるのがわかります。

「鬼が一夜にして造った」というのもなんとなく頷けます。

本当に一気に石を敷いた感があります。

鬼が一夜にして築いた伝説の話

かつてこの付近の村人を守っていた神様(権現様)が、鬼に村人を差し出す条件として夜明けまでに石段を作るように言ったそうです。

元々鬼は、神様が怖くて仕方ありませんでした。

冗談とも本気とも言えない条件に乗ることにしました。

神様は「まさか夜明けまでにできないだろう」と思っていました。

しかし、夜明け近くになろうかというときになるともうすぐそこまで鬼が来ていました。

驚いた神様が鶏の鳴きまねをしたところ、鬼は夜が明けたと勘違いして逃げ出したとのことです。

※「これはちょっと」という内容があったため、元の話を多少アレンジしています。
詳しくは【熊野磨崖仏】のパンフレットをご覧ください。

石の道はまだまだ先がある
そこに現れた【熊野磨摩崖仏】

石の道が急に開けたと思ったら!

しばらく杖を頼りに登っていると、急に開けた場所に出ました。

石段は、まだ上まで続いていました。

しかし、目の前に見えている石像が目的地と言っても過言ではないはずです。

見るからに巨大な石像の神様が、優しい表情で鎮座していました。

この写真の神様は【不動明王】様だそうです。

良く知られている【不動明王】様は、七支刀を持ち怒ったような険しい顔をしています。

しかし、【熊野磨崖仏】の【不動明】様は、どこか優しさが伝わってくる表情でした。

やはり近くに来ると大きいです。

最初は、石の道の側から撮影したため大きく見えませんでした。

【熊野磨摩崖仏】近くの賽銭箱があるあたりに行かせていただきました。

下から見上げるとかなりの迫力が感じられます。

お隣には【大日如来】様が鎮座していました。

【大日如来】様が怒ると【不動明王】様になると、神社仏閣に詳しい友人から聞いたことがあります。

【不動明王】様の石像の隣には、【大日如来】様の石像が鎮座していました。

パンフレットによると6.8mの大きさだそうです。

【不動明王】様については書かれていませんが、【大日如来】様より少し大きく見えました。

鬼が造った石の道は続く
足元を気にしつつさらに登る!

登り切った場所には神社が!

私にとって、2つの石像はどう考えても最終目的地だったと思いました。

しかし、鬼が造った石の道はまだ先がありました。

どこまで続いているのか気になり、さらに登ることにしました。

さすがに写真を撮る余裕がないくらいの道でしたので、到着点のみ写真に収めました。

どうやら神社のようです。

後から確認してみると、【熊野神社】という名前でした。

総本山は、和歌山県にある【熊野三山】です。

こちらは、全国に約三千社ある【熊野神社】の1つです。

手を清められますね。

神社でもお寺でも、手を清める水があるのは同じです。

神仏習合の大分県の国東地方ですので、本殿らしき建物が神社でもお寺でもおかしくはありません。

実際のところ石像は【不動明王】様や【大日如来】様ですので、お寺で見ることが多い気がします。

そして、本殿らしき建物は神社によくある本坪鈴がついていました。

周辺は山の中という感じです。

本殿らしき建物の周辺は、木々に囲まれていました。

神社やお寺というよりは、山登りか修行をしに来たような気分になります。

修行の場合は、女人禁制のところも多いですね。

本殿らしき建物の裏手には?

本殿らしき建物の裏手には、お地蔵様が祀られていました。

木々の中の岩場に、ひっそりとたたずむお地蔵様です。

祠もありました。

お地蔵様が祀られている場所にも磨崖仏があるのかと思い探してみました。

あったのは、祠や石垣があるだけでした。

しかし、岩の肌は磨かれているようにきれいです。

祠やお地蔵様がいる場所にしては不自然な感じもしました。

もしかすると、以前は磨崖仏があったのかもしれません。

磨崖仏は元々石から造られるため、長い年月によって風化してしまうこともあります。

足元に気をつけながら帰宅!

帰りがけに、もう一度だけ【不動明王】様と【大日如来】様にご挨拶をし、私は元来た道を下山することにしました。

下りの方が滑ったら怖いので、登りよりも足元に注意が必要かもしれません。

無事に参拝終了!
【熊野磨崖仏】訪問はまだ続く?

前記事から読んでくださった皆様も、本当にお疲れさまでした。

【熊野磨摩崖仏】は2回で終わりそうね。
前編・後編で良かったんじゃない?

そうですね。

そのつもりだったのですが。

もう1回だけ、体験レポート記事があります(笑)

【熊野磨崖仏】どころか、その上の神社まで行ったんだよね。


はい。

でもあと少しだけ紹介したい場所があります。

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