大分県別府八湯【観海寺温泉】!温泉の専門家が徹底説明

観海寺温泉と言えば【杉乃井ホテル】

小学生の頃に見た巨大ホテルが、当時と変わらない姿だったことに衝撃を受けたことがあるASUKAです。

大分県の別府市では、別府八湯温泉道というスタンプラリーがあります。

市内の温泉施設を56湯巡り、市役所で申請料(600円)を払うと、スギノイパレス棚湯に入浴できる別府八湯温泉道高段者優遇入湯無料/半額券と青いタオルがもらえます。

興味のある方は、挑戦してみませんか?

私自身、スギノイパレスは小さい頃からの思い出があります。

そのため、名人になるたびに訪問させていただいています。

【観海寺温泉】=杉乃井ホテルと思われている人も多いので、地図を付けておきますね(笑)

地図を見てお分かりかもしれませんが、杉乃井ホテルやスギノイパレスは、かなり広い敷地です。

ちょっとしたショッピングモールのようです。

スギノイパレスの中には、棚湯だけではなくゲームセンターやお土産物屋。

さらには、有名シェフのイタリアンレストランまであります。

市街地からも見える巨大な杉乃井ホテルは、別府市民の誇りです。

【観海寺温泉】や杉乃井ホテルが崖の上なのは良いですが、車以外で行く方法はありますか?

JR日豊本線の別府駅から杉乃井ホテルへ行く無料バスがあります。
スギノイパレスにも行くので、利用してみると良いですよ。


それでは、次章より改めまして別府八湯の1つ【観海寺温泉】について説明をさせていただきます。

【観海寺温泉】の魅力と言えば湯けむりと見晴らし!
山の中の湯けむりと高台から眺める別府市街地は最高

観海寺温泉は山の中という事がわかる雰囲気

別府八湯は、いくつかの断層で区切られています。

【観海寺泉】も例外ではなく、杉乃井ホテルが建っている敷地は断層の上になります。

つまり別府市内は、断層から下に落ちた地形という事です。

逆に言うと杉乃井ホテルがある辺りは、落ちずに残った場所です。

元々、鶴見岳という火山を起源としている別府八湯です。

【堀田温泉】と【観海寺温泉】は、かなりダイレクトな場所の温泉であるともいえます。

温泉が湧くためには断層が必要です。
断層は温泉の通り道になります。
お風呂で言うお湯を運ぶパイプみたいなものですね。


湯けむりと言えば、【鉄輪温泉】明礬温泉】が有名ですが、【観海寺温泉】もかなりの湯けむりを見ることができます。

かつては三日月地獄や、旅館が所せましと立ち並んだ時代もあったようです。

残念ながら現在では、一部のホテルと旅館を残すのみとなってしまいました。

※☝上記の色が違う温泉地の文字をクリックすると、その記事を読むことができます。

基本的に湯けむりがあるところは、地獄と呼ばれています。
人工的なものもありますが、それは地獄を機械で調整しているとお考え下さい。

グローバルタワーを経由した別府湾の見晴らし

【観海寺温泉】は、前述のとおり高台にあります。

正確に言うと、崖の下にもいくつか【観海寺温泉】エリアの温泉施設や共同浴場があります。

住所的にそうなっているのかもしれませんが、崖の上の方が有名なため忘れられることも多いです。

道路看板も【観海寺温泉】は高台の方になっています。

崖下の温泉施設や共同浴場は、またの機会に紹介させていただきます。

そういうわけで、【観海寺温泉】の魅力として、別府市街地を見渡すことができます。

天気の良い日には、別府湾まできれいに見えます。

日焼けに注意しながらスギノイパレス棚湯に入浴すると、見晴らしも良く爽快感がありおススメです。

そんなに気持ちいいなら、温泉で洗車してほしいな。

いや。
成分によってはコーティングが剥げたり、錆の原因になるからやめた方が良いよ。

ワクワク!

Hさん。
最近、私に似てきてない?

【観海寺温泉】の歴史を知りたい!
まずは観海寺橋を渡ろう!

【観海寺温泉】の赤い橋が観海寺橋

【観海寺温泉】の杉乃井ホテル付近に、赤い橋がある写真を見たことはありませんか。

この赤い橋は観海寺橋と言う名前です。

以前の記事で紹介した【浜脇温泉】エリアの朝見川にかかっています。

観海寺橋の先には、現在老人保養施設となっている白雲山荘があります。

私が幼い頃、昭和の天皇陛下が宿泊されたこともある歴史あるホテルでした。

館内にある温水プールに入るのが楽しみでした。

その当時から、スギノイパレスには遊びに行っていました。
夢の大温泉と花の大温泉もだけど、お芝居もやっていた覚えがあるな。

一体、あなたは何歳なんですか?

温泉に入浴しているので、若く見られます(笑)
年齢はプルフィールを見てくださいね。

共同浴場は一般の方も入浴可

観海寺橋の先は、湯~園地でも有名になったラクテンチへと続く道と観海寺へ続く道があります。

温泉地名の観海寺は、このお寺から来ています。

【観海寺温泉】の付近は、歴史ある神社や建物跡などもあり、散策するには良い場所です。

写真の共同浴場の隣には、薬師堂という温泉が飲泉できる場所があります。

温泉を汲んで、持ち帰りもできます。

コーヒーや紅茶で使用する人もいます。

蒸し料理の水代わりに使用し、地獄蒸しのようにすることも可能です。

薬師堂の温泉は、温度が高いことがあります。

飲泉の際には、火傷などしないように気を付けましょう。

【観海寺温泉】は日帰りできるホテルや旅館も多い!
そしてかつての旅館も源泉が生きている

観海寺橋から近いホテル

別府八湯【観海寺温泉】の魅力と言っても良いのは、高級そうな旅館やホテルで日帰り入浴を楽しむことができることです。

先ほど少し出てきたラクテンチにも、入浴できる温泉があります。

【観海寺温泉】の崖下あたりから、坂を登った場所にある仕出し弁当屋にも温泉があります。

ただし、ホテルや旅館の場合、事前予約や日帰り温泉をしているかどうか確認をとる必要があります。

崖を降りてすぐの場所にある高級旅館

正直な話、【観海寺温泉】の崖を登ったり下りたりするのは大変です。

なにかのウォークがてらではないと、なかなかそういう機会もありません。

しかし、歩いてみるといろいろな発見があるのも【観海寺温泉】の魅力です。

流れっぱなしの源泉

かつて【観海寺温泉】には、たくさんのホテルや旅館が建ち並んでいました。

しかし、大火災により、ほとんどのホテルや旅館が廃業してしまいました。

ホテルや旅館は源泉を所有していた所も多く、現在では跡地で温泉のみが湧いている場所も少なくありません。

杉乃井ホテルや歴史ある場所からは少し離れていますが、湯けむりをそれとなく追いかけていると、跡地に到着することもあります。

当時の状況に思いを馳せながら、手湯をしてみるのも良いかもしれません。

そういえば、昔、幼児用プールで入浴しようとした人がいたとかいないとか。

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リッチな気分になれる【観海寺温泉】!
本格的な温泉を楽しもう!

いかがでしたか。

温泉の専門家として、結構ぶっちゃけた話をします。

有名温泉地に訪問し温泉に入浴すると、源泉を混ぜあわせていたり、源泉かけ流しと言いながら循環ろ過をしていることもあります。

源泉かけ流しや循環ろ過の定義が、少しあいまいな部分もあります。

その辺はまた、別記事で説明させていただけたらと思います。

【観海寺温泉】はホテルや旅館が多いですが、源泉かけ流しの場所も多いです。

杉乃井ホテルは、表向きには循環ろ過です。

しかし、ある場所に行くと源泉かけ流し感を堪能することができます。

温泉マニアの皆様は、ぜひ探してくださいね。

それでは、「大分県別府八湯【観海寺温泉】!温泉の専門家が徹底説明」の記事をここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

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