ラドン含有の【放射能泉】!近くにあれば超ラッキー

個人的に【放射能泉】は入浴すると元気が出る

温泉大国という異名を持つ【大分県】の別府市ですが、10個の【療養泉】のうち3つがありません。

おんせん県の【大分県】というくくりにしても、2つの泉質がありません。

そのうちの1つが【放射能泉】です。

ちなみに、もう1つの泉質は【含ヨウ素泉】です。

【含ヨウ素】泉について知りたい方は、こちらの記事を読んでくださいね。

放射能と言うと、レントゲン撮影などを思い出す人も多いかと思います。

温泉の【放射能泉】の場合、ラドンの含有量で泉質が決まります。

では、どのような決まりがあるのでしょうか。

本記事では、温泉の専門家(温泉シニアマイスター)でもある私が【放射能泉】について説明させていただきます。

名前は聞いたことがあるけど【放射能泉】をよく知らないという人は、本記事を読んでどんな泉質なのか理解を深めていただけたら幸いです。

【放射能泉】はラドン含有量によって決まる!

温泉水中の成分という事はいつもの通り!

【放射能泉】は【療養泉】の1つで、温泉水1kg中に含まれる成分量によって決まります。

ただし、見る場所は陽イオンでも陰イオンでもなく、【温泉成分分析書】の【温泉の成分】という項目です。

写真の【温泉成分分析書】では、PH(酸性・中性・アルカリ性)の数値あたりに【ラドン】と書かれた部分があります。

ちょっとややこしい数字が並んでおり、最後に英文字で何か書いてあるのがわかるかと思います。

数字の中に×がありますが、そこから右側を【百億分の1キュリー】と読みます。

【ナノキュリー】とも言います。

【放射能泉】の泉質を決めるのに必要なのは、この【百億分の1キュリー】という単位と×の左側の数字です。

温泉法によれば、この数字が20以上あれば【温泉】と定義されます。

そして、30以上あれば【療養泉】の【放射能泉】となります。

ちなみに、マッヘ単位では普通の温泉は5.5マッヘ単位以上です。

【療養泉】では8.25マッヘ単位以上となります。

8.25~50マッヘ単位のものを【放射能泉】と言います。

放射能の単位はややこしいものが多いので、【百億分の1キュリー】を覚えておけば【温泉成分分析】を見る範囲では大丈夫です。

※私が訪問した温泉の中では、マッヘ単位で記載されている【温泉成分分析書】もありました。

ラドン含有の温泉でもある【放射能泉】
どんな特徴があるの?

意外と特徴がある【放射能泉】

私は現在、【大分県】の別府市に在住していますが、元々は【福岡県】北九州市に住んでいました。

何度か引っ越しがあり、現在実家は【山口県】の下関市です。

北九州市に住んでいる頃、【福岡県】の飯塚市に【放射能泉】がありました。

また、九州圏内でも【大分県】以外は【放射能泉】がある場所は多いです。

実家の【山口県】も【放射能泉】が意外とたくさんあります。

帰宅した時には、【放射能泉】を求めて温泉を訪問することがあります。

その中で共通しているのは、【放射能泉】は源泉温度が低いものが多いという事です。

もちろん、日本国内には源泉温度が高い【放射能泉】もあります。

しかし、ほとんどの【放射能泉】は、湯船に注ぐ際に加温しています。

そのため、温度によっては、ラドン含有率が低くなる可能性も出てきます。

もちろん、源泉温度も高くラドン含有量も高い【放射能泉】もありますので、一概には言えません。

一般的に【放射能泉】は飲泉できるものが多く、入浴はもちろん飲むことで体の中からも健康になる効果が期待できる泉質です。

入浴した時の私なりの感想ですが、体の細胞が活性化したような感覚になり入浴後に元気が出てきます。

他の泉質に比べてクリアで飲みやすいものも多く、個人的に大好きな泉質の1つです。

また、最近知りましたが、源泉温度の高い放射能泉の場合、ラドンが気化しており浴室に入っただけで効果が期待できるとも言われています。

あすかちゃんが嫌いな温泉ってあるの?
流れている温泉見つけたら、車を止めてでも触りに行きそうだけど(笑)

温泉自体、すべて大好きですが…。
一応、あまりゆっくり入浴できない苦手な泉質もいくつかありますよ。

苦手なのに、ちゃんと入浴してるのね。

【放射能泉】に入浴したい!
温泉地はどんな場所がある?

【放射能泉】のおすすめは実家がある【山口県】

【放射能泉】で個人的におすすめなのは【福岡県】の【伊川温泉】と【山口県】の【川棚温泉】です。

もちろん、【熊本県】や【鹿児島県】などにも【放射能泉】があります。

本州の温泉にも【放射能泉】がありましたので、別記事で紹介しています。

すべて【放射能泉】ではありませんでしたが、本州の温泉にはラドンを含有している場所が多かったです。


【福岡県】と【山口県】は、どちらの温泉地にもおすすめ施設があります。

【伊川温泉】は【こうの湯】で【川棚温泉】は【旅館 小天狗】です。

山口県内にある【王司温泉】も、まだ1度しか行ったことがありませんが、気に入っています。

どれも日帰り入浴ができますので、訪問ができましたら、体験レポートを紹介させていただきたいと思います。

【放射能泉】と聞いて怖がる人もいる
ラドン含有だから健康増進効果が期待できる!


いかがでしたか。

【療養泉】の1つ【放射能泉】について書かせていただきました。

【放射能】という言葉で、悪いイメージを持つ人もいますよね。

しかし、温泉の【放射能泉】は、健康増進に効果が期待できる泉質です。

【放射能泉】は、数が他の温泉より少ないため、日本でも珍しい泉質です。

もし近くに【放射能泉】があるという方は、入浴することをおすすめします。

クリアでややぬるめのものが多いので、のんびりと入浴できますよ。

飲泉場あれば、さらにラッキーです。

それでも【放射能泉】と呼ぶのが怖いという人は、【ラドン泉】と呼んでみてはいかがでしょうか。

どちらも同じ意味ですので、全く問題ありません。

本記事で【放射能泉】について少しでも知っていただけたら幸いです。

それでは、「ラドン含有の【放射能泉】!近くにあれば超ラッキー」の記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

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