ラケット感情に騙されるな!本物の感情は処理が可能

新型コロナが蔓延している今の時期は、県外移動が可能になったとはいえ、マスク着用やいちいちアルコール消毒をしなければいけません。

いろいろと面倒が多く、ココロが下向きになっている人も多いのではないでしょうか。

特に何か効果が期待できる【再決断療法】ではありませんが、ココロの講義を通して、少しでも上向きになれば幸いです。


意外と知らない人もいますが、ココロは自分が思っているよりも強くないし弱くもないです。

あまり落ち込まず、「これでいいんだ」と思える日常を作ることがすべてのスタートだと私は思います。

さて、本記事は【ラケット感情】についてです。

そもそも【ラケット】というとテニスとかのあれを思い出しますよね。

これから説明を始めますので、もしかすると思いあたることがあるかもしれませんよ。

【ラケット感情】とは偽物の感情!
本物の感情とどこがどう違うの?

例えばの話をします。

誰かから「大切にしているものを貸してほしい」と言われました。

しかし、借りた人の不注意で、大切なものが壊れてしまいました。

実はあなたは、温厚な性格ということで周囲の人に知られていました。

イメージを壊したくないあなたは、謝りに来た借りた人に笑顔でこう言いました。

「大丈夫。物はいつか壊れるんだから。気にしなくていいよ。」

この時、あなたの本当の気持ちはどうでしょうか。

その大切なものは、あなたが大事に大事に使ってきて、本当なら貸したくはありませんでした。

しかし、持っているのがあなただけだったということもあり、どうしてもと頼まれたので、イメージのこともあり断ることができませんでした。

ほとんど嫌々ながら貸したのに、壊れて返ってきました。

しかも、それは借りた人の不注意からでした。

弁償するといわれましたが、あなたは断りました。

借りた人のココロの負担になりたくなかったからです。

客観的に考えたら、もうハラワタが煮えくり返っていますよね。

私だったら、借りた人との人間関係もなにも放り出して、烈火のごとく怒って弁償させているかもしれません。

でも、あなたはそうしませんでした。

逆に笑顔を浮かべていました。

実はこの【あなた】が浮かべた笑顔がラケット感情です。

ラケットとか、テニスのラケットと同じ意味です。

テニスのボールは、ラケットで打ち返しますよね。

つまり、本来の感情ではない感情で本当の気持ちを打ち返すことを【ラケット感情】と言います。

本当の感情は出せば消える!
【ラケット感情】は出せないので本当の感情はいつまでも消えない

今まで生きてきて、腹を立てたことがないという人は少ないと思います。

小さい子供ですら、腹が立てば叫んだり泣きわめいたりします。

ですが、大人になってからは、その感情を我慢することが増えてきた気がしませんか。

我慢してきた感情は、ココロに蓄積されていきます。

そしてある日、大爆発したという経験を持っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

子供のころ、泣きわめいた時のことや怒りが爆発した時のことを思い出してください。

思いっきり感情を出した後は、周囲から気まずい雰囲気があるものの、気持ちがスッキリしていませんでしたか。

これが本物の感情を出した時の状態で、【感情を処理】したと【再決断療法】では言います。

本物の感情は素直に表に出せば、キレイさっぱりと消えていきます。

では、偽物の感情の場合はどうでしょうか。

偽物の感情は【ラケット感情】でもありますので、本当の感情を打ち返してしまいます。

つまり、「悲しいのに笑っている」「本当は腹が立っているのに楽しそうにしている」など、すべて【ラケット感情】です。

本物の感情は【ラケット感情】で打ち返されてしまうのですから、いつまでたっても処理できません。

結果、何年もその偽物の感情にココロが支配され、本当の感情は外に出ないままになってしまいます。

特に【人生脚本の時期】に【ラケット感情】に支配されると、大人になっても偽物のままの感情で過ごすということになってしまいます。

時には本当の感情を出してみよう!
【ラケット感情】に支配されるとイタイ人になることもある

【ラケット感情】で偽物の感情に支配されるのは、ある程度は仕方のない部分もあるのかもしれません。

しかし、ココロが悲鳴を上げる前に、思い切って放出してしまいましょう。

やり方は簡単です。

静かに目を閉じて、自分の感情と向き合うだけです。

ふつふつと湧いてくる感情があるはずです。

感情が出てきたら、マットがあれば叩いてみるのもいいですし、外を走ってみるのも良いです。

自分のできる方法で、その感情がやろうと思っていることをやっていきます。

もちろん、人に迷惑をかけない範囲ですよ。

終わったら、「よく頑張ったね」と自分で自分をほめた後に、きちんと受け入れてあげてください。

これだけで、【ラケット感情】が消えていく可能性があります。

逆に【ラケット感情】をそのままにしていると、どのようなことが起こるのでしょうか。

実は【ゲーム】と呼ばれる行為を行うようになってくることがあります。

【ゲーム】についても、またこちらの【心理学講座】で詳しく説明しますが、一言で表現するなら【イタイ人】です。

「この人、一体何なの?イタイわ。」

という人になってしまう可能性がゼロではありません。

そうならないためにも、何かあった時には、本当の感情をきちんと処理してくださいね。

【心理学講座】は説明できる!
しかし、ココロは自分自身で向き合うしかない

本サイトの【心理学講座】では【再決断療法】をベースにした記事を書き、皆様に説明することは可能です。

一応、民間資格ですが、チューターという【心理カウンセラー】を目指す人に教えるための資格も私は持っています。

いろいろと定義はありますが、私なりにココロがどういう仕組みなのか理解しています。

しかし、それで100%人のココロを癒せるのかといわれると、「それぞれの人の受け止め方次第」としか言いようがありません。

なぜなら、私のココロとあなたのココロは同じではありません。

育ってきた環境や、生まれた場所も一人一人違うのですから、当然と言えば当然です。

ただしココロには基礎があります。

基礎を身に着けておけば、自分自身でココロを癒す方法を見つけることが可能になります。

それが【再決断療法】であれば、本当に嬉しいですが、そうでなくてもココロを癒す方法をそれぞれ見つけていただけたらそれで十分です。

では、また次回の【心理学講座】でお会いしましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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